No.2  会社勤務時代のエピソード①

 先週、第1回目のブログを公開し、多くの方々からコメントや「いいね」を頂きました。
本当に有難うございます。
今後、毎週月曜日をブログの日として、アップしていこうと思いますので、お読み頂ければ幸いです。
今回は、会社勤務時代のエピソード①として、中近東に駐在・出張していた時代のお話をします。
最初にリビア(カダフィ大佐で有名)ですが、まだ私が30歳前、結婚してちょうど1年経ったときに単身で1年強、現地に駐在しました。当時は、リビアをはじめ中東の産油国の多くが、オイルマネーを使って、国家通信基幹網の整備を行うというプロジェクトが全盛期を過ぎてはいましたが、まだかなり行われていました。
私は当時は経理部門の所属だったので、そのプロジェクトの資金管理や現地税務申告を担当するという仕事でした。当時はプロジェクトが結構継続していたので、経理駐在も1~2年の交代で先輩方が行かれていたので、次は自分かな、という予想もあり、現地の状況は概ね理解しているつもりで赴任しました。
しかし、他人から聞くのと、実際に現地で体験するのは大違いなんですね。私は九州出身者で、入社まで東京も行ったことがなかったほどの田舎者だったし、ましてや海外旅行など、リビア赴任するまで一度もなかったのです。
カルチャーショックは結構ありました。
まず、最初に現地事務所に着いた早々に、ティーボーイが出してくれたグラスになみなみと入った紅茶なんですが、何と砂糖がグラスの底から8分目程度どんよりと溜まっているではありませんか!
新参者に対する何かの冗談かと思ったのですが、ティーボーイは大真面目なんです。
それは、高温で乾燥した気候の中で、砂糖を溶かしながら喉を潤すという現地人の知恵なんですね。
毎日がこんな調子で、驚くことばかりの連続で、3ヶ月ほどしたら、感性が次第にマヒしてきているのを感じました。
今思うと、軽いうつ状態だったかもしれません。
【次号へ続く】

 

 

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コメント: 3
  • #1

    後藤 昭洋 (火曜日, 07 6月 2016 09:30)

    はじめの一歩、おめでとうございます。

  • #2

    小野寺亮子 (火曜日, 07 6月 2016 16:49)

    おめでとうございます!
    これからも近況のご報告など楽しみにしております。

  • #3

    檜山貴志 (木曜日, 09 6月 2016 01:39)

    blog開設おめでとうございます。山田さんの更なるご活躍が楽しみですね。今後ともいろいろとご指導お願いいたします。